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<<   作成日時 : 2007/05/29 06:53   >>

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最終楽章(コーダ) Coda (1980)
LED ZEPPELIN


1. We're Gonna Groove
2. Poor Tom
3. I Can't Quit You Baby
4. Walter's Walk
5. Ozone Baby
6. Darlene
7. Bonzo's Montreaux
8. Wearing And Tearing



1980年9月25日、ジョン・ボーナム死去。同年12月4日、残された3人は解散の声明を発表し、レッド・ツェッペリンは歴史上のバンドになってしまった。
実質的な最後のアルバムは前作の「In Through the Out Door」であったのだが、スワン・レコードはアトランティック・レコードと、レッド・ツェッペリンのアルバムを5枚リリースする、という契約を結んでいたために、もう1枚アルバムを作らざるを得なかった。それがこの「Coda」なのである。
12年間の活動の中で未発表の曲や録音をかきあつめたジミー・ペイジが、ロバート・プラントやジョン・ポール・ジョーンズの協力のもと再編集をして、1982年アルバムを完成させた。
「Physical Graffiti」もそうであったように、寄せ集めのアルバムとはいえ、その内容は今までのアルバムと比べ決して劣るものではない。彼らがトラックをアルバムに入れるかどうか決めたのは、あくまでもそのアルバムのコンセプトやイメージに合うかどうかということであり、しっかりと録音したものであれば、全てリリース可能であるといっても過言でないだろう。世界で最も海賊版がリリースされて、その中に数多くの未発表曲が収録されているということが、そのことを証明している。

ボーナムの死因は、アルコールを過度に摂取し過ぎて寝ながら嘔吐し、その嘔吐物がのどに詰まったことによる窒息死だった。ボーナムは過度のホームシックや重度の飛行機恐怖症といったものに悩まされ、それを紛らわすためにアルコールを大量に摂取するようになっていったという。それにしても、ボンゾと言われた男には何と不釣合いな死に方であろう。格好が悪い死に方であるが故に、一層ボーナムの死がもったいない気持ちになってしまう。かっこ悪いからもう一度生き返ってかっこいい死に方を見せてみろ!とひどいことを言っても、怒って生き返ってくるわけがない。かっこいいボンゾはアルバムの中で探すことにしますか…


1 ウィアー・ゴナ・グルーヴ

(Ben E. King & James Bethea)

ベン・E・キングの♪Groovin'が原曲。
モーガン・スタジオとクレジットされているが、実はロイヤル・アルバート・ホールでのライブ収録されたものであり、それにペイジのギターがオーバーダビングしているものである。
当初、セカンドアルバムに収録されるつもりで作曲されたが、スタジオで録音されることはなかった。
スネア・ドラムのドラミングから始まり、ボーカルが1フレーズを歌うたびにギターのメロディーがそれに呼応するというのがメロディー的な特徴だ。

2 プア・トム

(Page & Plant)

ウェールズにあるコテージ、ブロン・イ・アーで作曲されて、サードアルバムに収録される予定だったのが外された。
ハーモニカとドラムとアコースティック・ギターで演奏されている。

3 君から離れられない

(Willie Dixon)

オーティス・ラッシュなどもカバーしているこの曲は、彼らがロイヤル・アルバート・ホールで演奏したものを収録。
プラントの雄叫びに続いて、ペイジの即興的演奏が終始鳴り響くブルージーな曲。

4 ウォルターズ・ウォーク

(Page & Plant)

「聖なる館」のために録音されたが見送られた。ここにあるバージョンは、ボーカルが後から重ねられたものではないかと言われている。
ライブなどでは♪幻惑されて、♪クランジの演奏でこの曲のメロディーとして部分的に奏でられていたようだ。

5 オゾン・ベイビー

(Page & Plant)

アップ・テンポのストレート・ロック。アルバム「In Through the Out Door」に収録する予定で作られた。
ボーカルでハーモニーを用いている。それは彼らの楽曲の中では珍しいものだ。

6 ダーリーン

(Bonham, Jones, Page & Plant)

アルバム「In Through the Out Door」に収録される予定だったが見送られた。「In Through the Out Door」のセッションで唯一4人全員の名前がクレジットされている曲。

7 モントルーのボンゾ

(Bonham)

1976年に録音されたボーナムのドラムソロ。ペイジが編集でエフェクトを加えている。
ボーナムがバスドラをたたくときのペダル音を聴くことができる。

8 ウェアリング・アンド・ティアリング

(Page & Plant)

激しくスピード感があるこの曲は、パンク・ロックに対抗したものだという。
「In Through the Out Door」のセッションで録音された。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
いよいよこの企画もコーダでしょうか?
お疲れ様でした。

ツェッペリンを初めて聴いたのがこのアルバムでした。
今思えば変な入り方ですね。
個人的には結構バラエティに富んで良いアルバムだと思います。
結果的に次も聴こうと思えたんで、入りとしては良かったんでしょうね。

ボンゾは大砲のようなドラムを叩く人的な豪快な人のように思われがちですが、よく聴くと意外に細かいプレイをしてたりしますよね。
意外に繊細な人だったんでしょうかね?
もし今も生きていたら、それはそれでいろんな悩みを抱えたんでしょうね。

ボンゾの死は不本意ですが、バンドとしてはここでコーダで良かったような気もします。
けん
2007/05/29 13:14
やっとコーダです。
一連でツェッペリンを聴き直してみると、彼らのバラエティーに富んだ音楽性は認識している以上でした。

ボンゾもいろんなドラムを刻んでいたなぁ。ツェッペリンはこれで終わりでよかったとしても、ボンゾと様々なアーティストによる演奏を聴きたかったなーと思っています。


しかし、疲れました。連続はきつかったので、今度は似たような企画をするならばイレギュラーにしようと思っています。
ビートルズを考えているんですけど、踏み出すのには相当勇気がいるような気がしています。でも、知っているだけにもう一度全て聴き直してみたい代表なんで、真剣に検討してみます。

けんさん、たくさんの励ましとコメント、ありがとうございました。これからもよろしくお願いしまーす。
シュリンパー
2007/05/29 14:22
楽しく拝見しました。レッド・ツェッペリンは 私も記事にしようと思ってたのですが こう完璧にシュリンパーさんが
書いてしまったので 書くことがなくなりました。また ネタを探します。
まり
2007/05/30 21:28
音楽って人それぞれの捉え方があって、みんなのためのものであり、自分だけのものであったりします。
僕はあくまで、自分のためにツェッペリンの記事を書いて、結果的にそれを複数の人が楽しんでもらえたならうれしいです。
まりさんも、自分のレッド・ツェッペリンを自由に表現してもらえたら、僕はきっと楽しむことができるんじゃないかんぁと思います。
ツェッペリン好きな人はたくさんいるから、また新たなつながりが生まれるかもしれませんしね。
シュリンパー
2007/05/30 21:42
ついに最終楽章に来てしまいましたね。
改めて彼らは唯一無二の存在の思いを強くしました。僕にはもうバンドを超えた存在で「肥沃な大地」みたいな感じですね。中央アジアにもあるし、アフリカにもあるし。養分たっぷりで何でも作れそう(笑)。
シュリンパーさんのおかげで改めて聴く機会ができて有難かった。プリントアウトしておこうかな!
やかやか
2007/05/31 00:13
彼らは想像以上に面白かったですね。音楽同様に知れば知るほど、もっともっと彼らが好きになってきました。
耕せば耕すだけ色んなものが生まれてきそうな、そんな偉大なバンドでした(笑)。
やかやかさん、楽しんでくれてうれしいです。
シュリンパー
2007/05/31 09:46

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